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アニメーション動画のご依頼の手引き

企業が初めてアニメーション動画を作ろうとなった時、様々なハードルが存在します。
アニメーション動画と実写動画ってどっちがいいの?
どの会社に頼もうか?
フリーランスって信用できる?
費用は?
今頼んで納品に間に合うのだろうか?
制作にあたり、何をすればいいのだろうか?
こういった悩みがある中、実際に発注先を探されているご担当者様は頭を悩ませることになります。
今回の記事は、そんなお悩みに、できるかぎりお応えしていこうと思います。

アニメーション動画の種類を紹介!

すっかり定着してきたアニメーション動画。
一口にアニメーション動画といっても、様々な種類があり、用途があります。
実写のほうがよいもの、実写よりもアニメーションのほうがよいもの、アニメーションと実写を合わせてつくるもの、いろいろあります。
その中で、弊社の実績を交えていくつかのパターンをご紹介いたします。

アプリ紹介・WEBサービス紹介動画

一つは、実写で作るのが難しい動画です。アプリの紹介や、WEBサービス、などです。
これらは、実写で表現するよりもアニメーションの方がわかりやすく作れることが多いです。
弊社の実績でも、アプリやWEBサービスの紹介をいくつか公開しております。
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医学的なものなど専門的な内容の動画

次に、医学用語などを含む、専門的な内容の動画です。
こちらは、まず一般の方にはとっつきにくい専門的な内容で、それをわかりやすくイラストと図解で説明していく内容になっています。
ご依頼者のご協力で専門的な内容も理解しやすいように改めて構成を考えることになりますので、このようなタイプはアニメーション動画が最適です。
こちらは、がん検診の知識を正しく伝えるための動画の実績です。
代替テキスト
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マニュアル動画

アプリの使い方、ツールの使い方、WEBサイトで申し込みや使い方の動画など、
マニュアルをアニメーション動画で制作します。
実際の画面を録画、もしくはわかりやすくデザインしたもので表現します。
こちらは、マニュアル動画ではないですが、部分的にアプリの使い方を紹介しています。
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ストーリー性のある動画

ものごとを伝えるときに、ストーリーがあったほうがよりわかりやすくなることがあります。
こちらは、がん検診を受ける際に、気をつけるべき知識をストーリーのある内容で伝えています。
そのまま伝えると堅くなりがちなことも、おもしろい表現を交えることによって、より理解が深まります。
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制作の発注はどこにすればいいの?

アニメーション動画にする内容がある程度できましたら、次は実際に制作を発注する先を考える必要があります。
実写でしたら、撮影のことも考慮して、なるべく拠点から近い地域の会社を選ぶことが多いですが、アニメーション動画の場合は
遠隔でも対応可能です。
しかし、どういった会社に頼むのがよいのか、通常の発注者は悩むことになります。
その悩みの内容は、クオリティ、費用、納期、信頼性など。
これらを一つ一つ解説していきます。

クオリティ

せっかく費用をかけてアニメーション動画を制作するのなら、いいものを作りたいというのは自然な考えです。
CMでみた、かっこいい動画など、同じクオリティで作りたい、となります。
そこで、実績公開されている動画を見て決める必要があります。
費用によってはフリー素材で制作することもありますが、素材が他社とかぶってしまうことも多々あります
弊社の場合、オリジナルのイラストで制作できますので、他社とかぶらない内容で、かつハイクオリティで制作可能です。
こちらはキャラクターをオリジナルで制作いたしました。
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制作費用

ほとんどの発注者が無限に予算があるわけではありません。
プロジェクトに避ける予算には限りがあります。
動画制作について、一定の相場があるものの、制作会社によって、その料金はまちまちです。
弊社でも一定の基準はありますが、ご予算に応じて、制作の内容を変えることで柔軟に対応させていただいています。
基準としては、弊社の工数に影響があるか、がポイントとなります。
イラストをオリジナルにするのではなく、フリー素材、もしくは発注者にご提供いただく、シナリオ、ナレーションも同様に発注者側からご提供いただければ費用は安くなります。
クオリティは高く、費用は安くというのは理想ですが、現実的ではなく、もしそのようにアピールしている制作会社があれば、納期が守られてなかったり、下請けのフリーランスに丸投げして管理できていないなど、どこかに不安な要素があると思ってもよいかもしれません。
弊社では必ず、ご予算の範囲で、できうる限りクオリティが高いものをご提供する工夫をいたします。
こちらの実績では、社内の映像が使えないということで、フリー素材を工夫して、より良く見えるように制作しております。
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納期ってどのくらい?

アニメーション動画が必要になったけど、展示会に間に合うのだろうか?
こういったお悩みも多くあります。
準備の段階で急に動画が必要になることも多々あります。
平均して、弊社では2分までの動画でしたら発注からおよそ二ヶ月の期間をいただいております。
納期がどうしても1ヶ月しかない、という場合には特急料金をいただくことで対応する場合もございます。

信頼できる会社は?フリーランスに頼んでも大丈夫?

最後に、発注する会社の信頼性です。
こちらは実績に大手企業の動画が公開されているか、がポイントとなります。
動画の実績公開は発注者の許可が必要になります。
大手企業の動画が公開されているということは、きちんと納品され、正式に許可をいただいているということになります。
こちらはJFEスチール様の採用動画ですが、公開の許可をいただいております。
また、こちらの動画は様々な媒体に展開され、ラッピングバスとしても利用されました。
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またフリーランスのクリエイターに発注することの是非ですが、こちらはクリエイターによって変わります。
SNSである程度フォロワーがいて、活動拠点や連絡先がしっかりと把握できるのでしたら信頼性はありますが、クラウドソーシングのみで活動して、実態がわかりにくいクリエイターは、少々リスクがあります。
納期になっても納品されず、連絡も取れなくなった、途中で投げ出された、などトラブルもよく聞く話です。
その点、制作会社は連絡先も公開されていますので、信頼性は高くなっております。

発注先を絞り込んだら、制作のご相談

発注先を絞り込んだら、その会社またはフリーランスに、どのような内容の動画を作りたいかを伝える必要があります。
動画の長さ、内容、参考になる動画、用途、納期、納品方法などを伝え、お見積りを依頼します。
詳細がわかればわかるほど、正確なお見積りをもらうことが可能です。
費用が変わるポイントとしては、動画のクオリティ、イラストのオリジナル制作の有無、長さ、納期、ナレーションの収録方法などがあります。
2分と10分の動画では当然費用は異なりますが、10分の内容が、極端な話、2分の動画とイラストの量が変わらないのでしたら、費用が5倍になるようなことはないかもしれません。
イラストもフリー素材だけで完結すれば安く済みます。
納期は通常のスケジュールよりも早くなれば、その分費用は上がります。
ナレーションは、ナレーターの自宅で収録する方法でしたら安く済みますが、スタジオ録音の場合は高くなります。

実際制作となった時に何をすればいいの?

内容が決まり、費用のお見積りをもらい、制作会社が決まったら、いよいよ制作開始です。
しかし、動画を今までに発注したことがなければ、この先、どのように進行すればいいのか、わからないことがほとんどだと思います。
この項目では発注者と制作会社がどのように制作を進行してくかを解説します。

シナリオ作成から始めます!

まずは、動画のシナリオから制作いたします。
発注前の段階である程度は確定していることが多いですが、さらに細かい内容を詰めていきます。
シナリオを発注者が用意することもありますが、パターンとして
・まずは訴求したい内容を絞って伝える。
・資料や訴求内容を元にシナリオを制作する
→この場合、先に文字ベースのシナリオを作るか、動画のラフなイメージ画を付けた絵コンテのことです。
動画の骨組みとなるものですので、ここは時間をかけて制作してきます。
制作会社が作ったシナリオをもとに、発注者がブラッシュアップすることもあります。
専門的な内容になればなるほど、自社のチェックが必要になるからです。
だからといって、じゃあ最初から発注者が作ったほうがいいのでは、となるかもしれませんが
発注者は自社のサービスについて、あれも入れたい、これも入れたい、となりがちで、想定している動画の長さを超えてしまうことも多いことから、
まずは制作会社が作ったほうがよいと弊社では考えております。
また、他者が作ることによって、発注者が新たな気づきを得ることもあります。

次はイラスト・グラフィック!

シナリオが完成しましたら、次は動画に使用するイラスト・グラフィックの制作に入ります。
このフェーズでは、実際の動画で使用するヴィジュアル要素を静止画で表現します。
注意すべき点は、この段階でシナリオの変更をすると、工程戻りとなり、別途費用が発生することがある、ということです。
内容に関わりのない修正ならば問題ありませんが、お気をつけください。
この段階で、完成動画のイメージもついてきます。

いよいよ動かすアニメーション!

グラフィックが完成しましたら、ナレーションに合わせて動きを付けていきます。
静止画に動きがつくと、感動する発注者もいます。
最終的に、効果音やBGMなどを付けて、動画としては完成です。
イラスト・グラフィックの時と同様に、この段階でシナリオやグラフィックの変更を行うと別途費用となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
アニメーション動画を発注する際に、気になるポイントを今回ご紹介いたしました。
弊社では、発注者が安心して制作をご依頼できるように、努めております。
ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。